部屋の加湿は超重要 乾燥による悪影響まとめ
部屋の加湿は超重要!風邪にも美容にも大きな影響が!
乾燥する季節になってきました。
加湿器を利用していない人いませんか?
- 部屋の感想が人体に与える大きな影響について
- 加湿することによる大きなメリットについて
- 加湿器を使わない加湿方法について
- おすすめの加湿器について
もし加湿器を使用していない人がいたらすぐに加湿器を用意したほうがいいです。
上記の理由をくわしく解説しますね。
部屋を最適湿度に保つ事で得られる3つのこと
部屋を適切な温度に保つことで得られる大きな恩恵があります。
部屋の乾燥の与える肌への負荷は大きい
『乾燥は肌に悪い』というのは皆さんご存知かと思いますがなぜ乾燥が悪いかわかりますか?
理由は肌の一番外側にある角層にあります。
角層の潤い保持が重要
肌の一番表面にある角層には大きく分けて2つの機能があります。
肌を保湿する機能と、皮膚への悪影響を防ぐ機能です。
角質が正常に機能していれば肌も潤い、アレルギー物質などを防ぎ肌荒れなどが起こりません。
その角質が低湿度で乾燥することで保湿機能も失われ、肌の免疫機能も弱くなり肌荒れや吹き出物などの原因になります。
急速な乾燥が危険
湿度が急速に下がることで肌水分も一気に減っていきます。
それを防ぐためにもお風呂から出た後の保湿に注意しましょう。
フェイスマスクがおすすめです。
低湿は風邪やインフルエンザにかかりやすくなる
湿度が下がることによって病気になる理由は鼻や喉が乾燥することにより粘膜が乾燥してしまい、免疫機能が落ちるためです。
また風邪やインフルエンザのようなウイルス性の病気は浮遊するウイルスを吸い込むことによって感染しますが、ウイルスは乾燥により浮遊するため湿度が高ければウイルス浮遊量が大幅に減少し60%を超えると多くのウイルスは落下していき感染率が大幅に減少することが確認されています。
ウイルス抑制に最適な湿度
ウイルス性の病気予防に最適な湿度は50~60%です!
これは厚生労働省が公表しているインフルエンザの予防対策に含まれています。
引用元:東京都健康安全研究センター
湿度を上げて病気になる回数が1度でも減ればもう十分電気代の元は取れちゃいますよね?
湿度を上げれば体感温度が上がり省エネ!
エアコンで暖房運転したとして25度設定だと着ているものによっては少し寒いかな?って思う事もある微妙な温度だと思います。
湿度が20%とか乾燥していると25度設定だと少し寒いかなと感じますよね。
しかし湿度を50%まで上げる事で25度でもかなり暖かいと感じるようになるんです。
同じ温度設定でも湿度を上げる事で体感温度はぐっと上昇。
電気代の節約に
加湿による体感温度上昇によってエアコンの設定温度を2度下げることが可能になり、電気代の節約になります!
環境省は冬場の暖房設定温度を1度低くする事で消費電力を10%下げると公表しています。
1度で10%の消費電力減は大きいですね!
加湿器の嫌な所、恐い所、デメリット
部屋を加湿する重要性についてお話ししてきましたが加湿器を利用することによるデメリットもあります。
雑菌が繁殖する可能性がある
個人的にはこれが一番恐い。雑菌は見えなくてわからないってのが困りますね。
定期的に掃除したり乾燥させたりしていても時間がなくて数日放置してしまうこともあったりするわけで…
そんなちょっとじゃ雑菌は繁殖したりしない気もするけど雑菌が出てるかどうかわからないし、その可能性は結構あるって言われてるからなんか恐い。
赤カビなんかはみてすぐわかりますが見えない場所だとカビが繁殖してもわかりません。
構造が複雑で綺麗に洗うことが困難
上記の理由で常に綺麗にしておきたいんだけれども、加湿器は大抵複雑な構造になっていて丸洗いができません。
水分が付着する場所を全て綺麗にするってことはなかなかできないので新品同様の衛生状態を保つのは困難です。
毎日水を入れなくてはいけなくて大変
衛生的な問題からも、水の量的な問題からも水は毎日変えなくてはいけません。
毎日洗って、水を入れて…っていう作業はかなり面倒。
今日は使わなくていいやってなると水も腐るし雑菌も増えます。
置き場所の問題
置き場所をとるのも問題なんですよね。
機能重視だと見た目が悪いし、デザイン重視だと性能が悪いし…という困った状況も多いですよね。
また、加湿器のタイプによっては周辺が結露するので家具や家電へのダメージも懸念されます。
ちなみに置く場所は部屋の隅よりも真ん中においたほうが効果的。
使い方や加湿器の選択を誤ると家そのものがカビる
これは一番最悪、スチームタイプを使ってて天井がカビたとか、冷えた場所に湿気がたまるためカーテンがカビた、床がカビた…とかいう話もあります。
よく加湿器についてる『肌うるおいモード』みたいなのをやるとすぐに湿度が70%を超えますよね。
部屋がサウナっぽい感じになってくるので肌にはいいんですが部屋にすごく悪い。
冬は窓を開けての換気はしにくいので高湿度設定は控えた方がいいです。
加湿器は使い方を誤るとかなりの惨事になる可能性もあるので注意が必要ですね。
加湿器使いたくないという人は
加湿器はメンテナス面倒だし上記のデメリットが嫌でどうしても置きたくない、できれば乾燥した日だけなんとか対策したいっていう人向けの加湿対策です。
ちなみにこの方法はホテルなどでも利用可能なので状況に応じて併用してください。
部屋に濡らしたタオルを干す
濡らしたタオルや服を部屋に干しておくだけで湿度はいっきに上がります。
洗濯物を部屋で乾かすと言うのが洗濯物も乾いて湿度も上がって一石二鳥ですね。
お湯を張った洗面器とか置いておく
これもなかなかいいです。洗面器だったら綺麗に洗えますし、衛生的!
ただ、お湯をこぼさないように注意が必要。
あと冬場はすぐにお湯が冷めてしまうので寝る前とかにやっても効果は限定的です。
手間を考えたらあまり現実的な方法ではないので利用する人も少ないと思われます。
観葉植物や水槽など…
観葉植物や、熱帯魚等を飼って水槽を置くのはおすすめです。
私は両方置きつつ加湿器も使っています。
春や秋といった加湿器を収納してしまっている季節には重宝します。
これは見た目が良いのが最大のメリットです。
でも加湿効果は少なめなので他の方法と併用してください。
電気ケトルの蓋を空けとく
一番お手軽感があって蒸気もでるので加湿感もあります。
水を入れてぱっと沸かすだけなのでお手軽でいいです。
手入れしやすい電気ケトルを選べば衛生面も問題なしです。
ただ加湿のためだけに沸かすのは電気代がもったいない感じもしますね。
コーヒーやハーブティーなどいれて余ったお湯は蓋を開けて加湿するとかが良さそうです。
お風呂のドアを開ける
これ、確かに効果はあるんですが視認できるほどの蒸気が部屋に入り、冷たい場所にびっしりと水分が付着するので住宅に負荷がかかります。
効果は絶大ですがカビの原因にもなるのでやるとしても一時的に利用するなどうまく調整する必要があります。
『ホテルは乾燥するのでお湯を張ったままドアを開けっぱなしにして部屋を加湿する』なんていうホテルハックがありますが、マナーの良い使い方とは言えません。
最近は火災報知器の感度が上がっているって言う話もありますのであまり水分過剰な湯気を部屋に入れるのは控えた方が良いと思います。
加湿器を利用するメリット
加湿器怖いってなるようなものを挙げてきましたが私は加湿器は使用するべきだと思っています。
適切な使い方をすることで衛生状態を保ちつつ健康に良い住空間を作ることが可能になります。
記事の冒頭でも紹介したように加湿器を利用することよるメリットは非常に大きいです。
すぐに部屋が加湿される
加湿器なしで湿度を上げる方法は非常に時間がかかります。
ちょっとくらいは湿度が上がりますが乾燥している部屋を50%以上に上げるのはなかなか大変です。
早朝に今の暖房をつけても温まるまで時間がかかりますよね。
加湿器と暖房を併用すれば暖かくなるまでの時間が大幅に短縮されますよ。
最適な蒸気放出
お風呂を開けたりヤカンの蒸気で湿度をあげたりする方法と比べて最近の加湿器は蒸気もでませんし最適な湿度になるように設計されています。
加熱式なんかだと蒸気が加湿器の周辺につき濡れてカビるなんて言う事もあるので加湿器の方式は重要になってきます。
加湿器のタイプについては下記で説明します。
湿度を保てる
加湿器のメリットとしては湿度計が内蔵されていて設定された温度を保つように運転するため、湿度を一定に保つことができます。
これは加湿器を利用しなければできない事ですね。
加湿器なら50度なら50度って設定しておけば1日中50度前後の湿度を保っていてくれます。
湿度が高くなる事も低くなる事もないので常に快適な空調管理が可能になります。
空気が循環する
加湿器のタイプにもよりますが加湿器は空気を吸い込み排出しています。
これにより部屋の空気が循環しやすくなりサーキュレーターほどではありませんが循環効果を発揮し部屋が快適に保たれます。
部屋の空気が巡回する事で暖房効果も上がりますし湿度の上昇による体感温度上昇に合わせてエアコンの設定温度を下げられますので光熱費の削減につながりますよ!
健康と美容によい
最初に挙げた通り湿度があがることでインフルエンザをはじめとしたウイルスを抑制し病気にかかりにくくなります。
特に風邪をひきやすいタイプの人は加湿器必須だと思います。
そして湿度を保つ事で肌の状態をみずみずしく保つことができるので下手に効果な化粧品を買うよりも効果的な場合が多いです。
特に睡眠時の水分不足はターンオーバーにも影響を及ぼしますし脱水症状にもなりやすくなります。
とにかく肌には乾燥は大敵、お風呂上がりとかもあっという間に乾燥するので対策しましょう。
おすすめの加湿器は?
加湿器に関しては気をつけることがたくさんあります。
上記で上げたようにカビや細菌の衛生問題に注意が必要。
お手入れ簡単で衛生面にもばっちり配慮された加湿器をご紹介します。
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