収益性の高いキーワードと集客性の高いキーワードについてわかりやすく解説(実例あり)
昨日の記事のキーワード部分に関してもう少し深堀りしてみようかなと。
こちらの記事でSEO1位をとるのは重要だけど、価値のないKW(キーワード)で1位とってもまったく意味ないよっていう話をしました。
今回は検索需要だけでなく収益性のあるKWについて解説します。ブログで稼ぐ場合には必須級の知識なので理解していない人は覚えていきましょう。
価値のないSEO1位とは
1位なのに価値がないの?って思うかもしれませんが本当です。検索ボリュームがないKWは価値がありません。
完全に無価値っていうKWは無数に存在しています。
検索ボリュームのあるKW
前回の例を上げると「鬼滅の刃」単体では月に100万〜1000万人が検索しています。
すごい量ですよね。
「鬼滅の刃 映画」になることで「映画」に関して興味がある人に絞られるので10万〜100万に減少します。
「鬼滅の刃 映画」KWで検索する目的はさまざまです。
- 映画が見たい
- 映画の内容が知りたい
- 映画の興行収入が知りたい
中でもニッチな「鬼滅の刃 映画 新宿」とすると
- 新宿で鬼滅の映画がみたい
- 新宿の映画館の予約を取りたい
などの需要に絞られ検索需要が激減します。
検索ボリュームのないキーワード
一方で検索ボリュームがない(検索需要がない)KWはこういうやつ
何だこれ?って感じですが「鬼滅の刃のキャラを加湿器にプリントしてみた」「鬼滅の刃のキャラ弁(カツ丼)」とかそんな感じのオリジナル記事を作成すれば誰でも1位を取れるKW。
ただ月間平均検索ボリュームを見てもらえばわかると思いますが0です。
このように競合性皆無の誰も書いていない記事は誰でも1位を取れるから意味がないと言うわけですね。なぜ書かないかと言うと「誰も見に来ないから」
話を戻すと、価値のあるKWっていうのは検索ボリュームがある、人が来るKWだけです。
収益性のあるKWと集客性の高いKW
じゃあ検索ボリュームがあれば良いのかと言うとそうではありません。
1万PV集客できるKWでも収益性が大きく異なるためです。
- 集客性の高いKW=需要のあるKW
- 収益性の高いKW=CVRが高いKW
集客性の高いKWっていうのは先程解説したとおり、単純に検索需要があるKW。PVが集まります。
先の例で言ったら「鬼滅の刃」単体のKWで1位取れれば毎月100万PV超えますよね。
しかし集客性の高いKWで1位取れたから稼げるのかっていわれると話は別。
「鬼滅の刃 アニメ 無料」だと1/100の検索ボリュームになりますが検索1位取れれば月に数百万は稼げるKWです。
「鬼滅の刃 アニメ 無料」で検索する人は「鬼滅の刃のアニメを無料で見たい」って考えている人が多くなりますよね。
その人達に「U-NEXTに入会すれば無料で見れますよ」と誘導し、無料登録してもらうことでアフィリエイト報酬が1,000円入ります。
無料の会員登録してもらっただけで入るので敷居が低く、申し込み率(CVR)が高くなります。
5万人のうち10人に1人が申し込めば500万円の収入(CVR10%)
- CVRが20%なら1000万
- CVRが1%なら50万
(※CVRはセールスライティングに大きく依存します)
一方でこれが「無料」ではなく「感想」なんかになると閲覧する人は多いかもしれませんが、すでに見た人が感想を見たいと思っているためU-NEXTの入会者はあまり増えません。
Googleアドセンスなんかを貼ってもいいですが1クリック30円程度にしかならず、さらに記事の内容とも関係ないためクリック率も下がりせいぜい数万円にしかなりません。
「売れるものがあるかどうか」「購入意欲があるか」ということで同じ検索ボリュームの記事でも価値が大きく異なります。
仮に下記の2つが同じ検索ボリュームだったとしても収益性は大きく異なります。
- 「U-NEXT 入会方法」▶収益性が高い
- 「U-NEXT 解約方法」▶収益性が低い
後者のように収益性の低いKWでアクセスを増やしても収益は増えません。
10万PVあるのに1万円しか稼げない人がいる一方で、1万PVで10万稼ぐ人がいるのはこの収益性に違いがあるためなんですよ。
検索需要はないけどCVRが高いKW
ニッチなKWでもCVRが高いものがあります。
「U-NEXT 入会 クレジットカード無し」なんていうKW(例えです)
「U-NEXTにクレジットカードがなくても入会するための方法」っていう記事を書けば月に10人程度しか来てくれなかったとしても、クレジットカードを持っていない人がその記事から申し込んでくれる可能性が高いですよね。
訪問者が仮に月に1人でも、ピンポイントに刺さりやすいKWはCVR100%も狙えます。
このように検索ボリュームは少ないんだけどユーザーの購入意欲が高いKWは狙い目。
強いブログはこのような検索ボリュームがない記事をあまり書かないので弱いブログでも上位を取りやすいというメリットがあります。ドメインパワーが上がるまでは100万人に向けた記事ではなく、1人に向けた収益性の高い記事を書いてみるのもいいですよ。
検索ボリュームと収益性、チェックしてみてくださいね!
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ブロガーが意識しなきゃいけないのはこういうところ
— 321web (@321weblog) 2020年11月10日
文字だけで個性が見えない記事のCVRはどんどん下がり続けSNSに負けてきています😌https://t.co/J56mDCl4BC
最近は結構増えてきてるけどレビュー記事に動画解説つけるのはやっぱり有効
実際におすすめできるものをステマ抜きで解説しましょう☺️ pic.twitter.com/MuQYqidwxF