【土用の丑の日】うなぎについて
明日、7月21日は土用の丑の日。
うなぎを食べる人も多いんじゃないでしょうか?
ということで今日はうなぎの話を。
うなぎが絶滅危惧種に登録されて…
このように近年、うなぎの取引に関する規制が厳しくなっています。
このままではうなぎは絶滅してしまうかもしれない。
しかし…
日本のウナギはガンガン消費されています。
特に土用の丑の日などにはうなぎ店だけでなくスーパーやコンビニエンスストアでも販売されていますね。
日本中どこでも安価にうなぎが食べれます。
うなぎ密猟の罰則が弱すぎ
ウナギの密漁の罰則は非常に弱いです。
うなぎ密猟のロイヤリティーが高い
- 取締りは困難で発覚リスクが少ない
- 利益が大きい
- 罰則が弱い
発覚リスクの少ない犯罪なのに罰則は6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金です。
「捕まったら罰金払えばいい」みたいな悪質な密猟が大きく増えることに…
そんな問題も有り、罰則が強化されることに。
水産庁は罰金の最高額を3千万円と現状の300倍に引き上げる事を決定。
2023年に適用とのことなのでまだ少し先の話にはなりますね。
完全養殖は根本的な対策にはならない
Q.いずれ完全養殖されるから大丈夫でしょう?
A.だめです\(^o^)/
完全養殖が実現したからといってうなぎを消費していい理由にはならないんです。
なぜかというとコストが高すぎだから
現状では超高コストをかけて完全養殖を実現していますが、これが実用化されてもシラスウナギの100倍ほどの価格になります。
うなぎの価格が100倍もしていたら市場競争力は皆無。
シラスウナギの価値は下がらないので完全養殖が与える漁獲量への影響は微々たるものでしょう。
うなぎはトレーサビリティの確保が困難
うなぎは性質上トレーサビリティが確保しにくいため、本当に正規のルートで仕入れられたかどうかは判断がつきません。
なので違法うなぎを法で縛るのもなかなか難しいんですね。
下記の図のようにうなぎは広範囲に渡って移動しており、その生態はまだ完全に解明されていません。
まだまだ問題の多い鰻
違法漁獲の鰻も多く混じっていたり、絶滅危機にも瀕しており食べるのも抵抗ありますね😂
美味しいんだけどね〜
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おわり。